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〒800-0242
福岡県北九州市小倉南区津田5丁目1−5

各委員会のご紹介

教育委員会

教育委員会は看護師の知識と技術、向上心をたかめ、より質の高い看護を提供することを目標として活動しています。 看護協会での研修に加え、近年は近隣の病院の研修会、福岡市内での研修会に参加できる様調整し、研修で得た知識を多くの職員が共有できるように年に1、2回発表会を開催しています。又、看護上必要となる知識や技術の為、必要時には研修を開催しています。 その他、新人看護師が少しでも早く職場になれ、業務が行われるようにプリセプター制度の実施・充実、指導等を行っています。

                 



医療安全委員会

医療の質をマネージメントするうえで患者安全を保障するための医療安全管理は欠かすことはできません。 当院では組織的な安全改革に取り組み、患者様の安全確保の観点から医療安全委員会は医療事故の予防、再発防止のために色々な活動をしています。 ・医療安全部会(2回/月)を開催し、各部署のインシデント報告の分析、再発防止の検討 ・医療安全対策委員会(1回/月)でもインシデントの再発防止策の院内での周知徹底を行っています。 
     
インシデント再発防止や医療安全に対する教育の一環で2〜3回/年の医療安全に関する院内研修(インシデントの振り返り、呼吸器管理法、インシデント集計結果報告等)を行っています。 また当院は人工呼吸器を装着した患者や、経管栄養管理をしている患者が多く、毎月院内をラウンドして、人工呼吸器管理、入浴介助、経管栄養等がマニュアルに則った手順で、安全に遂行できているかを安全部員がチェックしております。

「人は誰でも間違える」「人はエラーを犯すもの」という観点に基づき事故を起した個人の責任を追及するのではなく、事故を発生させたシステムの不備や不十分な点を改善し、患者様に信頼される医療サービスの提供と、質の向上に努めて行く事を医療安全の基本姿勢として日々活動しています。


    



感染対策委員会

院内感染防止対策委員会は、院内感染の発生防止・発生時の対応、マニュアルの作成と改正及び周知徹底、感染に対する知識を高めるための院内研修の開催を主に行っています。院内感染防止のため、院内で検出されている菌や使用されている抗菌剤の把握を行い、問題があれば指摘を行っています。看護ケアや物品の洗浄・消毒等は、実際にラウンドにより問題点の把握・指導を行い、患者様に安全な環境・医療、ケアが提供できるように努力しています。 また、感染に対する知識・手技を獲得するため、院外活動にも参加しています。


    

記録委員会

当院ではフォーカスチャーティング方式の記録を行なっています。
患者様の日々の記録をフォーカスで記載することで病状や変化を時系列で把握することが出来ます。私たちのケアの充実や病態把握のためにさらに充実させていきたいと思っています。 記録委員会では看護記録の充実をはかり、看護の質の向上を目的に活動しています。 今年度は看護記録マニュアル・記載基準の見直しを行っています。また、標準看護計画の修正や新規作成を行ない、看護がみえる記録となる様取り組んでいます。より良い看護ケアの提供につながるように日々努めています。

   

身体抑制廃止委員会

当院では「抑制廃止宣言」を掲げ身体拘束、抑制廃止を重要な取り組みの一つとしております。患者様の人権を尊重し、抑制廃止を実践しております。

これまでの老人医療では、治療のためには「しばる」こともやむを得ないこととしてきた経緯があります。しかし、「しばる」ことは、身体、精神の両面で大きな影響を与えます。身体的には、皮膚が傷ついたり、関節のこわばり、衰弱しやすくなることもあります。精神的には、自尊心を傷つけられることで、不安や絶望感などを感じるようになります。抑制(しばる)により、本来、人が持っている自然治癒力を弱めることになりかねません。

あさひ松本病院では、患者さんの適切な健康管理、療養生活、個人の人権を敬うケアを目指し、質の高いケアが提供できるよう、抑制廃止に向けて努力しています。「しばらないケア」にあたり、患者様の安全には、最善の注意を払っていますが、病状や環境の変化、認知症状の悪化により、転倒などの予期しない事故が発生することが考えられます。また、チューブや呼吸器外しなど生命に直結する事故を防いでいくために、一時的に抑制を実施しなければならない状況もあります。安全な療養生活の確保と「しばらないケア」に対するご理解とご協力をいただき、抑制廃止ゼロに向けて取り組んでいます。

褥瘡対策委員会

1、当院では褥瘡対策委員会が設置されており、褥瘡予防に重点を置いた活動を行っています。早期にリスクを把握し、原因を取り除くことを一番の目標として取り組み「褥瘡をつくらない」事をモットーにしています。褥瘡は発生させない、また発生しても早めの対処を行い、早期に治癒させることが委員会の大事な役割であると思っています。予防的活動の柱となる活動として、月1回のアセスメントシートを記入し、患者個々の褥瘡リスクを点数化するようにしています。その中で仙骨部の圧測定、ズレ力の測定(数か月に1回)を実施し、ポジショニングの工夫や除圧対策に活かす様にしています。
  褥瘡発生患者に対しては、月1回創部の写真撮影とDESIGN―Rスコアを採点し、部会、委員会にて審議しています。部会ではコメディカルで病棟ラウンドを行い、褥瘡発生患者の創部の状態を診察し栄養、薬剤、リハビリ等多職種で検討し、早期治癒に向けて話し合いを持つようにしています。また、今年度より看護部 業務委員会とリンクし、オムツの適正使用のラウンドも新規に活動内容に盛り込みました。

2、病棟では月1回の体重測定の実施をしています。体重管理は栄養状態、褥瘡の危険リスクにおいてとても大事な項目です。

3、栄養評価を血液検査データ−の項目分を3ヶ月、6か月 1年ごとに栄養評価を実施しています。血液データーよりHb、Alb、T−P等の栄養に関する検査値の確認を行い、低栄養予防のチェックを行っています。データーを踏まえて週1回の病棟での栄養カンファレンス、褥瘡対策カンファレンスの中で話合うようにしています。  

4、年2回褥瘡関連の基礎学習やリスク要因に関して再学習を行ったり、褥瘡に関する知識、技術の向上を目的に研修を実施しています。

5、3ヶ月毎のマット定数チェックと年1回のエアマットの点検を行い(業者依頼)マットの新規購入の検討やクッションなどの必要備品の購入を検討しています。患者様に必要なマットや備品が行渡る様、日頃から備品の点検、数量のチェックを行っています。 

6、各病棟の褥瘡部員は2名を選抜し、正看護師は褥瘡診療計画書の作成、1人は体重、血液データー(栄養評価項目)の入力を行っています。

7、褥瘡部員は褥瘡対策に関しての、情報の発信、予防に関してのアドバイス、部会、委員会と病棟をリンクする役割を担っています。

昨年は、半年以上院内褥瘡ゼロを達成しています。今年度も予防的観点で活動を実施してゆきたいと思います。

    

看護部業務委員会

看護部業務委員会は、看護・介護業務に関する検討を行ない、質の向上と業務の効率化・標準化を図り、総合的な看護・介護提供体制の整備・改善を行うことを目的としています。
活動内容としては、「看護業務手順」の改正・作成の実施を行なっており、各委員会とも相談を行いながら、業務に関して各委員会との調整・相談も行っています。
その他、定期的に人工呼吸器・除細動器に関することや、新しい医療機器が導入された場合。また、基本的な援助であるオムツ交換などについての勉強会など、他の委員会や看護・介護部に依頼されたマニュアル作成や研修を行っています。
そして、各病棟に「業務委員会ご意見ボックス」を設置して、常に現場で働くスタッフの声を聞き、業務改善を通して看護・介護の質や、患者様へのサービス向上に努めています。

  
カニューレ交換業務

認知症ケア対策委員会

当委員会では、認知症の患者様や認知症状のある患者様を対象に看護計画やそれに伴うケアの実施状況をチェックし、修正や変更を行っています。
当院では認知症ケア加算2を取得しており、対象者に対しては各病棟の委員会メンバーと共に毎月ラウンドを行い患者状態やケアの内容・看護計画の妥当性を検討し、必要時は修正・変更の指導を行っています。また、認知症の病態やケアについての勉強会を行い、知識と技術の向上に努めています。


レクリエーション委員会

レクリエーション委員会は、介護助手が中心にケアマネージャー1名、病棟助手6名、通所リハビリ介護福祉士2名で活動しています。
長期化した入院生活や日々変化のない療養生活に、季節感を感じてもらい楽しいひと時を味わっていただけるよう、年に2〜3回の予定で趣向をこらした行事を行っていおり、ベット上で寝たきりの患者様にも楽しんでいただけるように、委員が各ベットを回って行うこともあります。
また、各病棟エレベーターを昇ってすぐの場所に毎月、季節に合わせた壁紙を作成しています。
毎月、1回レク委員会を開き、行事の検討や終了後も患者様に喜んでいただけたかなど、次へ繋がるように意見交換をおこなっています。

患者サービス向上委員会

事務次長を委員長のもと各病棟の看護師、介護助手、クラークなどで運営しています。職員の接遇に対する意識の向上を図り、患者様及びご家族の満足度を高めて、円滑、適正なサービス提供が行えることを目的としています。
毎月1回の委員会で、各部署において現在問題になっている患者様に弊害のある問題点や、患者様、ご家族様からの苦情やご意見をくみ上げ、会議で検討し対応策や改善策を話し合っています。
サービス委員会主催での院内行事、年数回行われるクラシックコンサートの運営、進行なども行っています。
職種の垣根を越えて、病院職員が一丸となってよりよいサービスが提供できるように心懸けております。