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福岡県北九州市小倉南区津田5丁目1-5

看護部教育

【院内研修】

● 平成30年度看護師研修プログラム
 月  対象者 
 看護師 看護補助者  看護師・看護補助者合同 
 4月   オムツ交換研修   医療安全について 
 5月  呼吸器勉強会  ケアプラン研修  感染対策について 
 6月   急変時の対応に
ついて  
褥瘡について 
 7月  身体抑制について
 8月      医療安全について
 9月    感染対策について
 10月  除細動勉強会 感染対策研修   褥瘡について
 11月     身体抑制について
 12月    
 1月      医療安全について
 2月   接遇研修   感染対策について
 3月 院外研修発表会     認知症について


(看護師研修会の風景)
 

(看護補助者研修会の風景)
 

【院外研修】
日本看護協会や他施設での院外研修にも積極的に参加して、職員の教育と啓発に努めています。

プリセプター制

プリセプターシップとは、一人の新人に一人の先輩看護師が付き、ある一定期間マンツーマンで教育指導を行うオリエンテーションの一方法。



~プリセプターシップの目的~
プリセプターが計画的、段階的に指導し、相談にのり、激励し役割モデルを示すことにより、新人看護師が深刻なリアリティショックを体験することなく一定期間内に職場にスムーズに適応できるように援助することにあります。看護師としての自信を定着できる様に成長と発達を支援し、看護実践を通して、必要な知識と技術を身につけるように指導するとともに、プリセプター自身が役割を通して指導者として成長することも、目標の一つになります。

当院は、新卒者から中途採用者の方まで看護師の経験年数も様々です。その為、中途採用者に関しては3ヶ月間、新卒者に関しては1年間を目安に指導やアドバイスを行い、プリセプター制を取り入れて支援しています。



院内ラダースタート

今年度より看護部教育体制として、院内ラダーを作成し、各経験年数に応じた教育実践を行っていくことになりました。(日本看護協会 ラダーを基本としています)当院は中途採用者が多く、それぞれの経験や学んできたこと、知識や技術にも開きがあります。また、勤続年数が長い人ほど目標が持ち難く、業務もマンネリになりがちです。院内ラダーを用いることで、それぞれの目標を見つけ出し、一人ひとりのレベルアップを支援をして行けたらと考えています。できたばかりのラダーでまだまだ不十分な所はありますが、修正を重ねながら、当院に合った教育ツールになる様継続させていきたいと思います。


『あさひ松本病院におけるクリニカルラダー』
『クリニカルラダー』とは、臨床看護の実践レベルであり看護師の看護実践に必要な実践能力を段階的に評価したものである。看護師がキャリアを開発していくための自己評価、強化すべき点の振り返り、次のステップに進むために何が必要かを自身で捉え課題解決に向け取り組むことが重要で、このキャリアを開発していくための看護実践能力の自己評価、自己実践ツールの1つである。

Ⅰ.当院のクリニカルラダーの目標


Ⅱ.対象者:当院入職1年目から師長までの看護師、准看護師

Ⅲ.当院におけるクリニカルラダー使用手順
1、必要書類 
①看護師のクリニカルラダー ②クリニカルラダー実践例 
③クリニカルラダー評価表 

2.クリニカルラダーのレベルは下記のⅠ∼Ⅳの4段階とする。
*レベルの入職年数はあくまでも目安であり、個人により前後することもあり得る。


3、レベル段階の選択方法
*原則的に自己申請(看護師個人)及び、師長との面接にて決定する。

4、決定(面接)時期
①目標面接(3月):今年度の評価及び、来年度の目標の設定 看護師1人1人が今年度の目標に対する評価を行い、達成できなかった目標や課題や職場目標を踏まえながら、来年度の1年間の自分の目標を決定し、看護師長と共有し確認する為の面接
②育成面接(9月):今年度の中間評価と確認 目標面接で掲げた目標、計画の実践の到達状況を看護師長と確認し、成長した点や今後取り組むべき課題を整理するための面接。

5、評価基準及び方法:
*看護師の自己評価と評価者(看護師長)の評価方法を違える。

①看護師個人の場合:
下記の5段階で、ラダーの段階における臨床実践能力を、評価表の自己評価欄やコメント欄に記入後、師長に提出し、面接にて確認する。

②評価者(看護師長)の場合:看護師個人が自己評価した点数を面接にて確認し、下記の3段階にて評価表の評価者の判定欄に判定を記入し、評価表は看護責任者が保管とする。

6、レベルの進み方 3月の時点で前年度よりレベルアップできる状態であると面接及び評価で判断し、評価された場合に、レベルアップする事が出来る。

7、クリニカルラダーの年間計画

 年間計画 項目  詳細 
 3月:目標面接
今年度の評価及び
次年度の目標決定

看護師本人





師長





本年度の評価及び、次年度のレベル目標決定



今年度の目標に対する評価及び次年度の目標、レベルの決定の確認面接
 
 




看護師は今年度のレベル目標に対する評価を行い、次年度のレベルや目標を決定し、クリニカルラダー及び評価表に自己の評価や、コメントを記入し師長に提出する。


師長は看護師個々の成長に向けた面接を本人のクリニカルラダーのレベルの評価、及び次年度の目標やレベルの決定支援をする。
この際に看護師本人の目標のレベルの変更も視野にいれる。
①師長は評価表に評価を記入する。
②評価結果を本人に明示し、評価表は保管する。ラダーの選択についても相談に応じる。
 9月:育成面接
達成度の中間確認
看護師本人



師長
 

実践の中間評価をする



目標達成実践の中間で育成面接を行う。


 育成面接で看護師は、師長にクリニカルラダーレベルの途中経過を評価表に記入し達成度合いを中間報告する。


師長は看護師個々の成長に向けて育成面接をし、本人の目標が到達できるように再度支援する。
①師長は中間評価を評価表に記入する。
②評価後結果を本人に明示して、評価表は保管する。



            

  病棟クラーク紹介

当院では、各階の病棟に1名のクラークを配置し業務を行なっています。  医師や看護師が患者様のケアに専念できるよう電話対応・カルテの管理・検査データの処理・診断書作成に関する補助・入院患者様やご家族様への対応など病棟内での事務作業を中心とした業務を行なっており仕事の内容は幅広く多岐にわたります。 また、定期的な会議や話し合いを行ない、業務改善にも取り組んでいます。 院内外の研修会にも積極的に参加し接遇や知識のスキルアップを図り「頼れる縁の下の力持ち」を目標に病院全体の業務効率化に貢献できるよう頑張っています。