特殊疾患病棟

当院は特殊疾患病棟が60床(3階病棟:30床、4階病棟:30床)あります。
主に筋ジストロフィーや難病、重度の意識障害者や脊髄損傷等の重度障害者等を中心とした病気の患者様が長期に入院し、療養しています。神経や筋肉の病気の患者様や意識障害の患者様がいらっしゃいますので、人工呼吸器を使用している患者様が病棟の半数で、気管切開、経管栄養や中心静脈カテーテルなどの管理を要する患者様も多くいます。
少数ですが、在宅からのレスパイト入院も受け入れています。その他地域の在宅患者様の受け入れや、在宅退院や療養施設での移行支援を必要とする患者様もいます。

特殊疾患病棟における入院対象者分類   ★グラフへ

入院の対象となる方

脊髄損傷等の重度障害者(※1)
重度意識障害者(※2)
筋ジストロフィー及び難病患者(※3)

※1:脳卒中後遺症の患者及び認知症患者を除く
※2:意識レベルがJCSでⅡ‐30以上又はGCSで8点以下の状態が2週間以上持続している患者
※3:難病 : 多発性硬化症、無症筋無力症、スモン、ALS、脊髄小脳変性症、パーキンソン病(ヤール度3以上)
   大脳皮質変性症、ハンチントン病、多系統委縮症、プリオン病、亜急性硬化性全脳炎、ライソゾーム病
   副腎白質ジストリフィー、脊髄性筋委縮症、延髄性多発神経炎、もやもや病な

神経難病疾患別   ★グラフへ

特殊疾患病棟としての取り組み

特殊疾患病棟で生活する患者様の一日


★取り組みを詳しく見る。

 ・特殊疾患病棟としての専門性を意識した看護ケアの充実

 ・人工呼吸器患者様など全身状態の観察を要する患者様の入浴

 ・リハビリテーションと連携したコミュニケーション支援

 ・食事の工夫

 ・看護助手によるケアの充実

 ・季節に応じたレクレーション活動の取り組み



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