全身状態の観察を必要とする患者様や身体機能や言語機能の低下のある患者様、いずれの患者様も全身の医療的管理と、長期にわたる生活面や精神面での支援が必要となります。気管切開や人工呼吸器を使用している患者様など重症患者様も多いので、急変時の対応や、特に呼吸器管理が適切に出来ることが重要になります。患者様に安心して生活していただけるようスタッフは常日頃より、冷静に落ち着いて看護提供を出来る様に心掛けています。また、意志の伝達が疾患の進行により困難な患者様には、口パクや目の動きによるコミュニケーションや文字盤・タッチセンサー式ナースコール・意思伝達装置等の活用で、コミュニケーション手段の選択を適切に行い、患者様の訴えが的確に伝わり、直ちに解決できるように努めています。
↑ナースコールのセッティングの様子です。
様々な種類のナースコールを患者様の状態と残存機能に合わせて選んでいきます。
文字盤を使用して患者様と会話をしている様子です。とても楽しそうに会話しています。
意志疎通の為の大切なツールになります。↓
←人工呼吸器の設定確認の様子です。
基本的に呼吸器の電源を切ることは、入浴時のみとしています。事故防止の為、設定確認を日常業務の中で徹底しています。
←人工呼吸器患者様の吸引の様子です。
アラーム訪室時や部屋周りの都度、吸引の必要性を確認します。