当院のリハビリテーションスタッフは、理学療法士3名・作業療法士1名です。

当院では、脳血管疾患(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血等)・呼吸器疾患・循環器疾患・運動器疾患と様々な疾患の障害に対してリハビリテーションを行っています。
また、特殊疾患病棟の神経・筋疾患(パーキンソン病・筋委縮性側索硬化症・筋ジストロフィー等)のリハビリテーションも行っています。

神経難病は、症状・障害が進行する疾患で、進行に応じたリハビリテーションが必要です。
身体機能の障害の維持・改善、身体機能に合わせた環境設定(コミュニケーション機器の導入・スイッチの工夫、日常生活の工夫等)を行っています。

様々な病気の患者様が入院され、多様な疾患の障害に対してリハビリテーションの提供を考えていくことが求められます。よりよいリハビリテーションが提供できるように日々、努力しています。


リハビリテーションとは・・・
いろんな障害を持った人々に対して、その障害を可能な限り回復治癒させ残された能力を最大限に高め身体的・精神的・社会的にできる限り自立した生活が送れるように援助する。そして、全ての人々がよりよい社会生活が送れることを目指し、医師を中心に看護師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、その他大勢のスタッフが互いに協力し行っている医療のことです。


理学療法とは・・・
身体に障害のある人々や障害の発生が予想される人々に対して、その基本動作能力(座ったり、立ったり、歩いたり)の回復や維持、及び障害の悪化の予防のために、運動療法や物理療法を行う療法のこと。

◆立ち上がり・歩行訓練
下肢筋力の弱い方に筋肉を鍛える為に平行棒を使い、運動を行います。患者様の能力によっては、歩行器や杖の選択を行う。

◆座位保持訓練
座位が不安定な方や車椅子座位時、体が傾く方に座位保持訓練を行う。
※座位が安定すると両手が使い易くなります。

たくさんの運動療法を用いて、患者様の身体機能の評価を行い、患者様の最大限の能力が発揮できる訓練を提供しています。

作業療法とは・・・
身体又は精神に障害がある者に、またはそれが予測される者に対して、その主体的な生活の獲得を図る為、諸機能の回復・維持及び開発を促す、作業活動を用いて、治療・指導及び援助を行う療法のこと。

◆著動作獲得訓練
聞き手交換や著動作能力改善を目的に用いる訓練です。

◆パズル等
判断力・理解力・認知力といった精神機能改善の為や手先の運動機能改善を目的に用いる訓練です。

たくさんの日常の生活作業を用いて訓練を行い、日々の生活がスムーズに送れるように環境を整えるなど工夫しています。

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